航空機パイロットと❝酒❞について

師走になってもパイロットの飲酒の問題が毎日のように放送されている。
勤務の12時間前までを容認すると云う。
実に甘いと云う他はない。酒気検査で確認された場合は、
一発で一年間の免許の停止。2回目で免許の取り消しとし再取得は出来ない。
航空法の改正を強く求めたい。
新幹線の運転士も同じであると思う。自足300㎞/hで脱線したらどうなる。
パイロットと運転士は、その免許の取得条件として、
酒を飲まないことを義務付けるべきと思う。
事故が発生してから慌てても命は戻らない。
日本は酒の上の事に対して“大甘”の国である。
公務員による痴漢行為や盗撮などで
検挙されるケースが多いように思うが、
当時は酒を飲んでいたと発表があり酒のせいにする。
酒の“いきおい”で行われた犯罪ならば素面の場合の倍の刑罰を与えるべきである。
間違いなく犯罪行為は減少するだろう。

“SULLY”
ワーナー・ブラザーズ映画  サリー  トムハンクス主演

---――ハドソン河の奇跡―――――

チェスリー・“サリー”・サレンバーガー機長

バンクーバー・スタンレーパーク
CANADA Goose 体長約1m、体重5~8㎏
カナディアン・グースは狩猟鳥で渡り鳥、空は大昔から彼等のものだった。
おたがい運が悪かった。
大型の鳥だけに片エンヂンに4羽も突入すればショックは大きい。

あの日から、もうすぐ10年が巡って来る。
2009年1月15日USエアウェイズ1549便がニューヨーク・ラガーディア空港を離陸した直後、上昇中にカナディアン・グース(カナダ雁)の群れを
左右両エンヂンに吸い込む。大きな鳥である。
同時に両エンヂンが破損し推力はゼロ、管制官との緊急通話で不時着する為の
空港を2ヵ所指定される。かろうじてUターンするも
エンヂン再始動せず。155名を乗せた機体は降下を続けて、
眼前にマンハッタンのビル群が迫る。
いずれの空港も不可能と“サリー”は判断して、
厳冬の氷の浮くハドソン河へ不時着水を決行する。
これを成功させて“ハドソン河の奇跡”と呼ばれ“サリー”はヒーローとなる。
が、その日から18ヵ月間、国家運輸安全委員会(NTSB)の調査官による
ありとあらゆる査察と尋問を受ける。
それは高価な機体の損失と乗員と乗客に与えた危険と恐怖に対してであった。
フランスでのシュミレーションによると指定された2ッの空港へは
着陸が可能だったと(NTSB)の会場で動画を見せられる。
真実であれば“サリー”と副パイロットのジェフ・スカイルズは絶体絶命である。
心証は“クロ”である。追い詰められた“サリー”は自分たちの行動と
シュミレーションによる“シロ”の判定の違いは何か?
それは30数秒の時間がシュミレーターには考慮されていなかったのである。
バードストライク(カナディアン・グース)の直後にシュミレーターでは
空港へ直行して無事着陸しているが、
1549便はそれからUターンして機首を変更している。
その差が30数秒間であった。再度セットしたシュミレーションでは
“サリー”の申告通り、A空港では桟橋に激突、B空港へはビルに突入という
結果となり“サリー”たちの正しさが証明された。
指示通り空港へ向かっておれば、まちがいなく墜落し、
全員死亡の大惨事となっていたであろう事が理解されたのである。
この乗客の救助に携わった全ての人たちが“ハドソン河の奇跡”の
ヒーローであると“サリー”は語っている。

酒気おびで機内に乗り込む日本のパイロット達よ、
この映画を100回観て、それでもまだ酒が吞みたければ、
地上の仕事を探せばよい。
なお、この便には日本人客があった。大阪の堺商事NY駐在員である
滝川さん(43歳)と出口さん(36歳)。商談での出張であった。
滝川さんは語る。
『ジョージ・ワシントン橋をすれすれに飛び越えたと聞かされ震えました。
あの日、サレンバーガーさんが機長でなければ僕らは死んでいたでしょう。
2人とも無傷でした。』と。
救助にあたった人たち
フェリー 7隻
救助隊 1200人以上
管制官 救急潜水班・ヘリコプター
所要時間 24分間
そしてニューヨークの良心はが集結した
副操縦士 ジェフ
客室乗務員 ドナ、シーラ、ドリーン
155名全員生還
“チームワークとタイミング”
クリント・イーストウッド監督、感動をありがとう


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